自分の物語 23-11-10

エイブラハムは言う。

[※下記の著書よりの引用]

「意識を向けたすべてのことに、よりいい気分になる物語を語る」

「いい気分でいよう」と決めてください。 そして「いい気分 になる思考」を選んでください。

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私らは、目の前の認識している現実以外、自分自身の現実はないと思っている。それは、多くのスピリチュアルな見解では、目の前の現実は幻想だと言う。それは、それ以前に放った過去の思考の産物であると。そして、今、放っている思考もまた、この後にやってくる現実を作ると言う。ならば、今この瞬間の思考を変えなければ、永遠に目の前の現実を、望むものには出来ないと言う事だ。永遠に変わらぬ現実が続くのは、目の前の認識している現実を、そのまま自分に語っているからだと言う。目の前の現実は望まぬものであり、そこから、目を逸らし、それまでにない自分の望む現実を、自分に語らなければならない。

人は、見ているものを全て受け入れる訳ではない。RAS「Reticular Activating System」脳幹網様体賦活系(のうかんもうようたいふかつけい)という脳機能の1つがあり、RASは、自分の興味・関心のある情報を無意識に多くインプットする「フィルター」のような役割を果たします。

なので、このフィルターを通して、人間に入る情報は、100万分の1、或いは、200万分の1と言われている。ほとんど、見ているものか入ってくる訳ではないとも言える。そのほとんど見えていない目の前の現実を、ほとんど事実であるかのように、自分に語り続けている限り、目の前の現実は、変わることはない。

だからこそ、自分自身の本当に望むものを自分に語らなければならない。自分の魂、ハイヤーセルフ(高次の自分)、宇宙の源(ソース)、内なる自分(インナービーイング)に向き合って、自分がどう在りたいのか、自分が何をしたいのが、今世、この地球に生まれたのは、何がしたかったからかを思い出し、新しい自分の物語を、自分自身に語り始めなければならないのだ。

いい気分になれる物語、いい気分になれる思考が必要だ。私らはすっかり忘れているのだ。

宇宙に、源に、いた頃には、何でも出来る存在であったということを。地球🌏で、はしゃいで楽しむうちに、重い波動に囚われて、何もかも忘れて、小さな弱い、力のない存在だと思うようになった。

これから、私らが、宇宙と繋がったパワフルな存在であることが、腑に落ちる体験をしていきたい。その為に、地球に生まれたんだということを確信したい。自分には何でも出来る、自分なら何でも出来る、自分だからこそ何でも出来ると魂に刷り込み、その世界線に立って幸せになると決めて、今ここで、そうなることを自分に許可した。

※新訳 お金と引き寄せの法則 本田健